DFJIとは

認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(DFJI)は、2013年11月6日に発足しました。

認知症をとりまく課題を、医療や介護の枠組みの中だけで考えるのではなく、社会のデザインの問題と捉え、私たちの暮らし方を規定している企業・自治体・NPOなど様々なセクターから人が集まり、知恵を出し、実験をしながら、よりよい未来を作って行くことを目的にしたネットワークです。

認知症を、自分とは切り離した”ヤッカイゴト”と捉えると、「認知症になったらおしまい」「誰が負担をするのか?」「薬はいつできるのか?」という議論となり、そこに答えは見つかりません。しかし、自分も認知症になるかもしれないという”ジブンゴト”として捉えれば、誰かが解決してくれるのを待つのではなく、認知症の人も含め、誰もが暮らしやすい社会を作るための知恵をみんなが出し合えるようになるはずです。

認知症フレンドリーとは、単に認知症の人に優しい人が多いということではなく、認知症の人が必要以上に自分の障害を感じずに、”普通に暮らしができる”ような機能がビルトインされているという意味です。

DFJIは、認知症の課題を起点として、様々な人々がプロジェクトを作り、情報やリソースを交換し、実験を繰り返しながら、私たちの未来を創りあげていきます。


【認知症フレンドリー社会とは】

認知症フレンドリー社会とは


【DFJIの体制】

DFJIの体制


【沿革】

2011年 国際大学・富士通研究所・認知症フレンドシップクラブにより「認知症プロジェクト」開始
2013年11月 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ発足
2014年07月 第1回認知症フレンドリージャパンサミット(DFJS2014) 開催
2014年11月 G7認知症サミット後継イベント参加、関連イベントの主催・共催
2014年03月 認知症の人にやさしいまちガイド発行(H26年度老健事業)
2015年05月 「旅のことば 認知症とともによりよく生きるためのヒント」刊行(慶応大学)
2015年08月  一般社団法人(非営利型)として登記
2015年07月 認知症フレンドリーアワード2015受賞
2015年09月 第2回認知症フレンドリージャパンサミット(DFJS2015) 開催
2015年11月 グッドデザイン賞受賞(旅のことば/慶応大学)
2016年09月 第3回認知症フレンドリージャパンサミット(DFJS2016) 開催(予定)


一般社団法人 認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ(非営利型法人)
http://www.dementia-friendly-japan.jp/
info@dementia-friendly-japan.jp